
ウィズコロナの新しい遊び方。自粛明けの「VITA Spring Festival 2021」が進化していた!!
アンロミー!でも度々取り上げて来たクラブイベント「VITA」。2021年3月27日、延長された緊急事態宣言が明けた約一週間後に満を持して「VITA Spring Festival 2021」が開催された。
16:00〜20:00という時短でのイベント開催となったが、今回の体験レポを書くという大義名分を大いに振りかざし、久しぶりのイベントを楽しもうと思っていた。エントランスに近づくにつれ響くEDMの重低音、クラブ通いをしていた20代前半の頃を思い出す。夜遊びにこんなに飢えていたんだと自分でも驚いた。
しかし、入念な体調チェックを終え、いざメインフロアに行ってみると、なんだか自分の知っているクラブと少し違う。もちろん、バーカウンターには人が並び、フロアではクラバー達が音楽の波に乗っているのだが、自分の知っている熱気ではないように思えた。コロナ以降、クラブの様子もかなり変わってきているらしい。
徹底された感染対策
今回のVITAが開催された箱は、新宿歌舞伎町のど真ん中に位置するWARP SHINJUKU。コロナ禍以降、都内で一番安心して遊べるクラブを目指し、徹底したコロナ対策が行われている。
入店時の検温、アルコール消毒はもちろんのこと、店内ではマスク着用は必須。除菌専門のスタッフも常駐しており、バーカウンターからフロアまでこまめな除菌と最新の換気システムによる空気の入れ替えなど、リスクを極限まで減らしつつも楽しめる空間を作り上げている。
それに加え、酔って距離が近くなってしまう来場者たちに、率先してソーシャルディスタンスを保つようアナウンスをしている。
入店した時に感じた「違い」はこれだった。バーカウンターではみな適当な距離を保ちながら列を作り、同じくダンスフロアでも間隔を空けながら音の波に乗っていた。
クラバーたちの意識の変化
ここで、遊びに来ていたクラバー達にインタビューをしてみることにした。なぜVITAを選んできたのか、コロナ以降何が変わったのか、興味は色々湧いてきた。


もちろん、純粋に「イベント」というものを心待ちにしていた人も多くいたと思うが、遊びに来る客層にも変化があったようだ。デイイベントということも相まって、マナーよく遊んでいる人が多い印象だった。
そして何より「音といえばVITA」の謳い文句通り、音好き達が、より自分の世界に没頭してクラブを楽しんでいるようになっていた。
オンライン配信でおうちでクラブ
同時に、動画での配信もしていたのは現地に足を運べないクラバーたちにも喜ばしいアップデートなんじゃないだろうか? おうち時間、おうちクラブ。遊びの仕方も楽しみ方も、徐々に変化の波が来ているのがわかる。
GOGO BOYが更にセクシーに?
これは個人的な感想になってしまうが、久しぶりのGOGOショーはやはり圧巻だった。そしてこれは今の時代の新しいフェティッシュかも? と思ったのが、マスクだ。
鍛えあげられたイケメン達が、その体を惜しげもなく披露し観客を魅了してくれるGOGOタイム。エッチな衣装に新しいアイテム「マスク」が加わって、そのセクシーさが増した気がした。
見えそうで見えない、というのはセクシーの王道だと思うが、マスクで顔が半分隠れているのは、まさにそれ。時折汗を拭うのに、マスクをずらす仕草がたまらなかった。これも今の時代ならではなんじゃないだろうか?
2021年のPRIDE WEEKは新しいVITAで!
今年5/4のVITAは、2018年から開催されているLGBTQプライドを祝う音楽フェス「Tokyo Pride Beats 2021」の中の、「Circuit Beat」として、開催される。
異なる5つのパーティーが、配慮されたデイイベントとして行われる。これまでとはまた違った新たな楽しみ方で、プライドフェスを盛り上げよう! 前売りチケットは下のボタンをクリック!
また、オンライン配信や運営の細かなアップデートのため、純粋支援も受け付けている。クラブイベントを愛するクラバー達の力で、この逆境を一緒に乗り切ろう!