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デミロマンティックとは?恋愛感情がゆっくり生まれるセクシュアリティを30代ゲイの周りの体験談から考えてみた【2026年版】

「デミロマンティックって何?」
「好きになるのに時間がかかるのは普通?」
「自分は恋愛感情が生まれにくいのかもしれない」

最近、セクシュアリティや恋愛観についての言葉が少しずつ広がってきています。その中で聞くことが増えたのが「デミロマンティック」という言葉です。

僕自身は30代のゲイですが、ここ数年で「自分はデミロマンティックかもしれない」と話す友人に出会うことがありました。最初に聞いたときは正直、あまりピンと来なかったのを覚えています。

でも話を聞いていくうちに、「ああ、こういう恋愛の形もあるんだな」と納得する部分も多かったんです。

この記事では、デミロマンティックの意味や特徴、僕の周りで聞いた体験談、恋愛のリアルについて、30代ゲイの視点から整理してみたいと思います。


デミロマンティックとは

デミロマンティック(demiromantic)とは、簡単に言うと「強い信頼関係や感情的なつながりができてから恋愛感情が生まれる人」のことを指します。

つまり、最初から恋愛感情を持つことが少なく、友人関係や深い信頼関係ができてから「好き」という気持ちが生まれるタイプです。

一般的な恋愛のイメージだと、第一印象や出会った瞬間に恋愛感情が生まれることもありますよね。でもデミロマンティックの人は、そういう感覚があまりない場合が多いそうです。

最初は友達として関係が始まり、時間をかけて関係が深まる中で恋愛感情が芽生える。そんな恋愛の形です。

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「好きになるのが遅い人」ではない

デミロマンティックという言葉を聞くと、「恋愛に慎重な人」や「奥手な人」と同じように感じる人もいるかもしれません。

でも実際には少し違うそうです。

僕の周りでデミロマンティックを自認している友人は、「慎重というより、最初から恋愛感情が発生しない」と話していました。

例えば、初対面で「この人いいな」と思うことがほとんどないそうです。恋愛対象として見るというより、まずは人として知りたいという感覚が強いと言っていました。

そして信頼関係ができてから、初めて恋愛感情が生まれることがあるそうです。


僕の周りのデミロマンティックの体験談

僕の友人の一人は、20代の頃から「恋愛感情が分からない」と話していました。

周りの友達は合コンやマッチングアプリで恋愛をしているのに、自分は誰にも恋愛感情を持てない。それをずっと不思議に思っていたそうです。

でもあるとき、長く仲の良かった友達に突然恋愛感情を持ったことがありました。その経験から「自分は人を好きになるまでにすごく時間がかかるんだ」と気づいたそうです。

その後、デミロマンティックという言葉を知り、「自分に近い感覚かもしれない」と感じたと言っていました。

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僕の周りで密かに聞いてみた

今回この記事を書くにあたって、僕の周りの友人にも少し聞いてみました。

質問はシンプルです。

「恋愛感情って、出会ってすぐに生まれるもの?」

雑談レベルのアンケートですが、こんな結果でした。

恋愛感情のタイプ周りの印象
第一印象で好きになる半分くらい
友達から恋愛になる半分くらい

思っていたよりも、「友達から恋愛になる」タイプが多かったんです。

この結果を見ると、デミロマンティックの感覚も決して珍しいものではない気がします。


デミロマンティックの恋愛の特徴

僕の周りの話を聞いていると、いくつか共通する特徴があります。

特徴周りの印象
友達期間が長い多い
信頼関係重視多い
外見より人柄多い
恋愛の数は少なめやや多い

恋愛の始まり方がゆっくりなので、恋愛経験の数は少なくなる傾向があるという話も聞きました。

ただ、その分、一度恋愛になると長続きする人も多い印象です。


デミロマンティックの悩み

僕の周りで聞く悩みとして多いのは、「恋愛のスピードが合わないこと」です。

例えばマッチングアプリなどでは、最初から恋愛前提の関係になることが多いですよね。

でもデミロマンティックの人は、まず友人として相手を知りたいと思うことが多いそうです。そのため、恋愛に発展する前に関係が終わってしまうこともあると言っていました。

「好きになるまで時間がかかる」という感覚が、周りの恋愛スピードと合わないこともあるようです。


恋愛の形は人それぞれ

いろいろな人の話を聞いていて思うのは、恋愛の形は本当に人それぞれだということです。

例えば、こんな恋愛のパターンがあります。

恋愛タイプ特徴
一目惚れタイプ最初から恋愛感情
友達恋愛タイプ仲良くなってから恋愛
デミロマンティック深い信頼関係の後に恋愛
恋愛より友情恋愛を重視しない

こうして並べてみると、デミロマンティックの恋愛も恋愛の形の一つとして自然に見えてきます。


出会い方も変わってきている

最近は、恋愛の始まり方も少しずつ変わってきていると感じます。

ここ数年で、スマートフォンの普及や価値観の多様化が進み、人と人とのつながり方も多角化してきました。現在の出会いの選択肢には、最初から恋愛の枠にはめ込まない、以下のような多様な形が存在しています。

  • 趣味のコミュニティ: 恋愛対象を探すという目的以上に「カメラ」「キャンプ」「読書」「ライフスタイル」といった共通の関心をベースに集まる場です。恋愛のバイアスがかからないため、純粋な趣味の会話からスタートできます。
  • SNSでの緩やかな日常の共有: 日々の何気ないつぶやきや写真を通じて、お互いの「人間性や思考のクセ、価値観」を数ヶ月、時には数年単位でタイムライン越しに眺めながら、ゆっくりと親近感を育てていく方法です。
  • オンライン交流やカルチャーでの繋がり: ゲームのマルチプレイやオンライン上のイベント、音声通話など、第一印象の記号(外見や年齢などのスペック)を介さずに、純粋に「言葉のキャッチボールの心地よさ」や「波長」だけで繋がる空間です。

これらに共通しているのは、どれも最初から「恋愛の打席」に立たされるのではなく、まずは安全な「友人関係」というワンクッションからスタートできるという点です。

僕の周りを見渡してみても、大人のカップルで長くおだやかに続いている二人ほど、「最初はネットのオフ会で知り合った趣味友達だった」「共通の友人を介して何年もただの仲間として遊んでいた」というケースが本当に増えています。彼らは口を揃えて、「最初は付き合うなんて1ミリも思っていなかったけれど、一緒に過ごす回数を重ねて、お互いの素の表情や人間的な誠実さを知っていくうちに、気づいたらなくてはならない愛おしい存在(パートナー)に変わっていた」と話します。

このように「友情がゆっくりと熟成されて、ある日自然と恋愛感情へとグラデーションのように変化していくプロセス」は、デミロマンティックの性質を持つ人にとって、最も心がすり減らず、自然体でいられる理想的なルートです。世間の言う「出会った瞬間のビビビときた直感」や「一目惚れ」だけが恋の正解ではありません。最初からアクセルを全開に踏む必要はなく、友達という安全な地盤をゆっくり耕したその先に、結果として温かい恋愛が芽生える。そんなグラデーションのような出会い方が、今の時代はごく普通に、そしてスマートに選択できるようになっているのです。

僕の周りでも、「最初は友達だった」というカップルは結構います。

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コミュニティの大切さ

セクシュアリティについて考えるとき、人とのつながりも大きな影響があります。

僕の周りでも、同じ価値観の人と話すことで安心したり、自分の恋愛観を理解できたりした人が多くいます。

例えばAMBIRDのように、恋活だけでなく友達づくりやコミュニティ交流ができるサービスもあります。

共通の趣味や価値観からつながれる場所だと、恋愛を急がずに人間関係を作れるという声も聞きます。

恋愛の形が人それぞれであるように、出会い方も少しずつ広がっていると感じます。


まとめ

デミロマンティックとは、強い信頼関係や感情的なつながりができてから恋愛感情が生まれるセクシュアリティの一つです。

恋愛感情が生まれるまでに時間がかかるだけで、恋愛をしないわけではありません。むしろ深い関係の中で恋愛が育つタイプとも言えます。

僕の周りの体験談を聞いていて感じるのは、恋愛の形に「普通」はないということです。人によって恋愛のスピードも、関係の作り方も違います。

もし自分がデミロマンティックかもしれないと感じているなら、それは決して珍しいことではありません。恋愛の形は一つではなく、人生の中で少しずつ見えてくるものです。

焦らず、自分のペースで人と関係を築いていくことが大切だと思います。

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