
ゲイ旅行の宿泊先はAirbnbがオススメの理由
仲良しゲイグループでの旅行でも、彼氏とのランデブー(死に絶えた言葉)旅行でも外せないのは…旅行先に「どこに泊まるか」ということです。筆者は職業柄ということもあり、少し背伸びして高級ホテルや老舗旅館に泊まることもありますが、最近はAirbnbという選択肢を取ることが非常に多いです。
ここ数年で徐々に浸透してきたAirbnbですが、国内のユーザーはまだまだで、海外からの旅行者が多数のようです。でも実は、Airbnbはゲイにとって良いことがいっぱい!この記事でAirbnbの魅力を知って、あなたも泊まってみませんか?
Airbnbとは?
空き部屋や民宿などを貸し出す人向けのWebサイトで、2008年からのスタートから急成長を続け、現在、世界192か国ほどで80万以上の宿を提供している宿泊形態の一つです。日本では「民泊」という言葉で紹介されているので、ニュースなどで耳にした人も多いのではないでしょうか。
Youtubeでも最近よくCMしてましたね
Airbnbのタイプを簡単に区分するとこんな感じ

【A】マンションの一室をそのまま借りる
鍵を受け取ったらあとは好きなようにAirbnbステイを楽しむだけのTHE民泊。ホテルよりもだいぶ安く泊まれるだけでなく、洗濯機やキッチンがついているところがほとんどなので、長期連泊する方にもおすすめです。主要駅から離れていることが多かったり、どこもかしこもホテルほど清潔な環境が約束されているわけではありませんが、宿泊するには十分な機能を備えています。

【B】古民家丸ごと一棟やヴィラ貸し出しなどのユニーク物件
個人的にAirbnbを利用するなかで、筆者が最もハマっているスタイル。都内の古民家や海外のプール付き物件などで、大人数でワイワイするのは最高です。場所によってはジャグジーやピアノが置いてある物件もあり、楽しみ方は無限大。宿泊せずに日帰りで利用するという使い方もおすすめです。

【C】究極の民泊?家の持ち主の空き部屋に借りぐらしスタイル
筆者もまだ未体験ゾーンですが、空き部屋に泊まらせてもらうこともできます。宿泊費がかなり抑えられることも魅力ですが、なんといったって面白いのが家主との交流です。地元民しか知らないおもしろスポットを紹介してもらったり、ご飯を作ってもらって家族と一緒に食べるなんてこともあるようですよ。
Airbnbがゲイにオススメの理由
ただ利用するだけでも面白いAirbnbですが、ここからはゲイライフを更に充実させるための要素をピックアップしてご紹介。
男2人だけで泊まることが誰にもバレない
彼氏や意中の人との旅行先でこんな経験はありませんか?

お客様がご予約いただいたお部屋はダブルベッドですが、 ツインベッドのお部屋に変更いたしましょうか?

………はい!お願いします!!!助かりましたー!
ゲイバレを恐れた若かりし20代前半の筆者の体験談です。あぁ、あのころの自分をぎゅっと抱きしめてやりたいです(は?)今となっては「キングサイズのベッドの部屋空いていますか!? 」と、ぐいぐいオーダーするほど、強いハートに成長しました笑
外資系のホテルなどは理解が進んでいて特に何の説明もなくお部屋に通してくださるところが増えてきましたが、未だにこのような「悲しいお気遣い」に気を病む方もいるのではないでしょうか。
しかしAirbnbは、ホストと相対することなくチェックインするところが多く、事前に鍵の場所や暗証番号を個別連絡にて知らせてくれるので、不要な気遣いをすることがありません。(もちろん、ホテルと同じくフロントで鍵をもらうところやチェックイン時にホストから直接鍵をもらうところもありますので要チェックです。)
ユニーク物件でゲイライクな宿泊型パーティを開催してみよう
想像してみてください。
葉山の海沿いにある別荘で、ユーミンを聴きつつ、仲のいい友人たちと鍛え上げた体を見せつけ合いながら、プライベートプールでスイミングタイム。泳ぎ疲れたら、リビングの大型テレビで『プラダを着た悪魔』の大上映会。シャンパン片手に「メリル・ストリープみたいな上司だったらいいのにねぇ」と語り合う優雅な夏の夕暮れ……(歪みきった妄想)
大きなクラブハウスは借りられなくてもパーティOKなAirbnbのユニーク物件を借りて、自分好みのミニパーティを開くことも可能です。別荘地のプール付き物件ともなれば1泊30万くらいとお高いですが、都市部でも数万円で、一棟丸ごと宿泊する物件も存在します。筆者は仲良し8人で飯を作って食べながら「おっさんずラブ」鑑賞会をしたのですが、田中圭が最高でした。(話違う)

他にも、「プロジェクター付物件でスマブラ大会」「スタジオ付き物件で昼から朝まで安室ナイト」「ドレスコードは和装の古民家ステイ。映える写真をとりまくろう」などアイディアは無限大なのでオリジナリティ溢れる最高の思い出を作りましょう!
ゲイフレンドリーなAirbnb…mister b&bで未知なる体験を

他にも、ゲイ版Airbnbと呼ばれているフランス発の「mister b&b」というサイトも注目です。「ゲイ」もしくは「ゲイフレンドリー」しか使えないという仕様で、まだ数は少ないですが日本にも数ヶ所、滞在先が存在するようです。
残念ながら日本語対応はしていないので英語での利用となりますが、日本だけでなく海外への一人旅行で「mister b&b」を利用して、シェアハウスで素敵な出会い……なんてこともあるかもしれませんね!機会があれば利用してみるのも良し。いっそのこと、物件を提供してホストになってみてもゲイライフが充実しそうですね。
是非、今後の長期休みはAirbnbで充実したゲイライフを満喫してくださいね。