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生涯のパートナー探しゲイアプリ「Bridge(ブリッジ)」に突撃取材してきた!

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日本ではまだ「法的には結婚できない」ゲイですが、「生涯を共にできるパートナーが欲しい」と思う人は多いようです。アンケートをとってみたところ、8割の人が「法的に結婚したい」か「生涯のパートナーは欲しい」という結果になりました。ちょっと予想以上の割合で、ビックリしています。

でもゲイのパートナー探しは大変?

しかしながら、多くのゲイがパートナーを求めている一方で、実際に探すとなると結構苦戦を強いられている模様。

特に「相手が結局ヤリモクだった」とか「彼氏持ちと知らずに好きになってしまった」は、よく聞く話。根本的に「どうやってパートナーレベルの関係に進展させれば良いかわからない」上に、「どこで探せば良いかもわからない」という人も多いですね。

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ひろすけ
万遍なく課題だらけ…ライトな関係で良いやと思っているうちは、そこまで困らないかもしれないゲイの出会いも真面目な恋を求めた瞬間に、難易度がグッと上がるような気がします。

一般的なゲイアプリや遊びの場での出会いだと「比較的ライトな出会い」を求める人とのミスマッチが多くて時間を無駄にしたり、一喜一憂にしんどいという話も。

ゲイのパートナーってどうやって探せばいいの?

そんな方にオススメの、真面目なパートナー探しに特化した「Bridge(ブリッジ)」というゲイ・アプリをご存知でしょうか?

↑3万4000人突破となっていますが、現在4万人を超えているそう。

Download : Bridge

さっき紹介したような、「ライトな関係を求めている人とのミスマッチしてしまう」というような問題や「どうしたら関係性を進展させられるかわからない」といった悩みを解決してくれる「本気でパートナーを探している人とだけマッチングできる」アプリなんです。

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ひろすけ
前置きが長くなりましたが、今回はそのBridgeさんに突撃取材をして、開発への思いや、アプリを使うメリットなどを詳しく聞かせていただきました!

新宿のとあるビル

新宿駅からの西口から少し歩いたところにあるビルの8階に、Bridgeを運営する株式会社XXX(エイジィ)さんがあります。

笑顔の女性の看板の一つ上の階ですね。
1階にカフェもあってオシャレな通りです。

エレベーターでフロアに出ると、今時オシャレなガラス張りの部屋が広がっていて、エントランスには「ご用の方はこのボタンを押して下さい」というi-Padっぽいパネルが。

内装おしゃれすぎる…

流石にインタビューも2回目なので、慣れた手つきでパネルを押すと…

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パネル
テレレレッテレー!
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ひろすけ
!?

ラッパのような音が鳴り響きました…(これには、ちょっとビックリ)

しばらく待つこと数十秒。

奥からイケメンの好青年登場

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小川さん
こんにちは、Bridge担当の小川です。
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ひろすけ
あ、アンロミー!の、ひろすけですっ!今日は、よろしくお願いしますっ!(突然のイケメンに、たじろぐ俺)
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小川さん
こちらこそ、暑い中、ありがとうございます。今、冷たいお茶持ってくるんで、あちらで座って待っていて下さい!
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ひろすけ
あ!お気遣いなく。(こんなイケメンの担当さんだったら、もう少しオシャレしてくればよかった…この日は炎天下で汗ダラダラでした。)

さっきエントランスから見えていた、部屋に通されてインタビュー開始です。

こちらも、オシャレ。クーラー効いてて涼しかった。

なぜ、ゲイのパートナー探しアプリを作ったの?

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ひろすけ
さっそく質問なんですが、Bridgeさんて「ゲイの恋活・婚活アプリ」と銘打ってらっしゃいますけど、ここまで「人生のパートナー探し」に特化されてるゲイアプリって、他には無いな〜と思っていて、何か開発しようと思ったきっかけとかあったんですか?
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小川さん
「今、解決されていないことを、解決する」というのが、うちの会社の方針だったので色々と探していく中で、その当時「同性愛のマッチングサービスは、カジュアルなものしかない」ということに辿り着いて、ゲイの方も本当は「真面目に生涯のパートナー探しをしたい人もいるのでは?」という仮説からスタートした感じです。
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ひろすけ
実は、密かにBridgeさんがサービス公開した当時から存在は知っていたのですが、確かにそれまでは、ゲイの真面目な出会いアプリみたいなのって見たことなかったです。

本当に必要とされているかわからない、新しいことにチャレンジするって結構、勇気が必要だったんじゃないですか?
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小川さん
はい、笑。今ではスタッフも増え、多様なセクシャリティーの社員が働いていますので、色々リアルな声を直ぐに聞ける状態なのですが、最初はそれこそ二丁目に行ってお話を伺うというようなところからはじめました。

「そんなアプリ流行らないよ!」「今あるアプリで十分だから!」というような厳しいお声もいただいたりしたんですが、回数を重ねていくうちに、少なからず「生涯のパートナー探し」というところに特化して出会いを求めている方もいらっしゃるというのが分かってきたので「よしやろう!」となりました。

後日、Bridgeのような「真面目な人生のパートナー探しに特化したものがあったら利用してみたいか?」という質問をTwitterでしてみたところ、かなり需要があることが判明。

アプリが公開されたのが2016年。開発のことを考えると、それよりも数年前から構想していないといけない訳で、まだ今ほどLGBTのパートナーシップのようなものが一般的になっていない時代に、このニーズを察知していたのは凄いと感じました。

LGBTブームに乗っかるという形ではなく、本当に「課題を解決する」ということがサービスの本質であると考えて出てきた答えだったのでしょう。

とにかく真面目な出会いを守る!

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ひろすけ
アプリを運営される上で「ここは絶対に大事にする!」みたいな、こだわっていらっしゃるポイントとかってありますか?
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小川さん
そうですねえ…やっぱり「コミュニティ作ってを守る」というところでしょうか。真面目なパートナー探しのためのアプリというコンセプトなので、コンセプトに合わない人がアプリに入ってこないように、また滅多にありませんが仮に入っきたとしても即座に検知できるような運営には気をつけています。

真面目な出会いを絶対にブレさせないし、そういう体験を守るというのが一番の役目だと思っているので。
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ひろすけ
確かに、それ大事ですよね。期待した通りの出会いがあるのが、やっぱり満足につながると思いますし。
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小川さん
はい、なので結構、細かいところまで気を使って「真面目にパートナーを探している人じゃないと参加できない」仕組みを作ってるんです。

1人の人が軽く扱われないように。

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ひろすけ
アプリでテストアカウント作っていただだいて拝見したのですが、他のアプリと違ってBridgeでは一覧の中からタイプの人を選ぶような形でなくて、Bridge側でプロフィールに入力した理想のタイプを元に「今日のお相手」として紹介される形になっているじゃないですか。

その1日の紹介人数が3人までって「めっちゃ少ない!」って思ったんですけど、これも何か意図があってなんですか?
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小川さん
やっぱり少ないって思いますか?実際そういう声もいただくんですけど、ちゃんと意図はあったりします。

まず、たくさんの人を一気に紹介してしまうと何気なしに良い悪いをポンポン判断していくような感覚になってしまうので、1人の人間がとても「軽い扱い」になってしまうと思うんです。
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ひろすけ
確かに…一般的な出会いアプリだと「あ、イケる」「ん、イケない」ってサクサク判断しちゃいます。
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小川さん
そんな風に人が軽く判断されるのって、どうなのだろう?というのがあって、もっと、1人の人をちゃんとしっかり見て探すっていうのが本来の真面目な出会いのあり方と思うんですよ。

自分が判断される側だったとしたら、やっぱりプロフィールまでしっかり読みこんで判断して欲しいじゃないですか。

だから、しっかりと相手が自分に合っているかどうか真剣に考えられる人数として、あえて1日の基本の紹介を3人に限定しています。
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ひろすけ
なるほど…!めっちゃ普段使ってるアプリの感覚で物申してましたすみません。

本気でパートナーレベルの出会いを探している人にとっては、顔がちょっとタイプじゃないから即NGでみたいな感覚じゃなくて、プロフィールまでじっくり読んで、トータルバランスで判断される環境の方が確かにハッピーですね。
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小川さん
この辺、伝わってくれると嬉しいです!

それに、1日3人と聞くと少なく感じるかもしれませんが、超真面目にパートナーを探している人が、毎月100名くらい紹介されるって思うと、結構多くないですか?

ちなみに、一度「ごめんね」した人は、2度とアプリ上で紹介されないようになっているので、「本当にこの人NGにする?」っていう、判断を迫られることになります。いっそう本気で人を見つめるから、意外とマッチ率は高いんです。
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ひろすけ
あえて選び放題にしないことで、真剣に相手を探せる環境を作っているとは…恐れ入りました。

熱量の高い人だけが登録している

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ひろすけ
もう一個、気になったのが、一般的な出会いアプリよりも月額が数千円くらいと利用料わりかし高めですよね?

これは、何となく敢えて少し高く設定することで、本気じゃない人がアプリに入ってこないようにするみたいなフィルターの役割だと想像できるんですが、やっぱりそんな感じですか?
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小川さん
あ、まさしくその通りです。ビジネス的には、お支払い頂いた分でよりサービスの質が良くなるよう色々改善ができるみたいな話になるんですけど、「本気じゃない人が入ってこないように」って意味合いの方が強いですね。

少なくとも、毎月数千円払ってでも相手を探したい!という方が登録されるので、基本的に「ちょっとその場しのぎの相手探したいな」とか「ただのエロ目的」みたいな人は、入り口から弾かれてしまうので、本気でパートナーを探したいという熱量の高い人とだけが集まるようになっています。
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ひろすけ
確かに、タダで使えるとか、利用料が安すぎると「何となく出会いたい」って人の割合も増えちゃってコンセプト崩れそうですもんね…。ある意味、本気の出会いコミュニティへの参加費みたいな感じですね。出会いを求めてゲイのイベントに単発で参加するよりは、確実でコスパはいいなと思いました。
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小川さん
はい。それに、最短1ヶ月からお試しできますし、必要なくなれば退会もできるので、ぜひパートナー探しに本気になったら使ってみていただきたいなと思います。

Pマーク取得済みで安心のセキュリティ

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ひろすけ
Bridgeさんは、年齢認証が必須なんですね。まあ、人生のパートナー探しとなると、そりゃどこの誰かわからない変な人とは出会いたくないですし、安心に繋がる部分なのであって当然と思うんですが、やっぱりそうなるとセキュリティが気になります。
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小川さん
ええ、やはりパートナーレベルの出会いを求めている方に向けてなので、身分証での年齢確認は必須にしています。

セキュリティ面に関しては、Pマークを取得しています。こちらがプライバシー情報に関してしっかりと対策をできている企業の証明ですので、その辺は安心していただければと思います。
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ひろすけ
うわー、あのマーク取るの審査厳しい上に、定期的に調査入るから、結構大変じゃないですか?
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小川さん
はい、コレ私が担当したのですが、めちゃくちゃ大変でした笑。でも、皆さんの安心のためなので!
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ひろすけ
マジですかw とはいえ、身分証を出す際、やっぱり個人名とか知られるの抵抗ある人もいると思うのですが…。
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小川さん
その辺は、お名前や住所などの部分は隠して「生年月日・書類の名前・書類の発行機関」さえ、見えていればOKですよ! そうすれば、個人が特定されることもありませんし、一定期間が経つと情報は自動的に削除されるようになっているので安心してください。

ちなみに利用者の属性や年齢層は?

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ひろすけ
もう、パートナーを探している出会いに本気な人が多いし、そのために凄い頑張ってシステムとか運営体制整えてるってのは分かったんですけど、正直、具体的に利用者の年齢だったり、どんな属性の人が多いのってのは気になります。
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小川さん
そうですね…やはり真面目にパートナーを探すということを考えていらっしゃる方々なので、30前後〜40代の方の登録が多いと思います。

かと言って、20代の人が全くいないという訳でもなくて、若くても真面目な出会いがしたいし、ずっと長く付き合う人を探したいからという理由で登録してくださる方もいます。
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ひろすけ
意外!若い人でも使ってる人いるんですね。
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小川さん
はい、数は多くはないですが!

あとは、これは私の主観なのですが、サポート窓口でやりとりしている感覚だと、どちらかというと奥手な方だったり、他のアプリでの出会いに疲れたという方が登録してくださっている印象です。

他のアプリでは、真剣に出会いを探していたけど、結局ヤリモクで傷ついたとか、相手が恋人作るような気分じゃないのに好きになってしまったとか、そういう、マッチングにノイズが入ってしまうことが起きがちなんだと思います。

Bridgeでは、全員が真面目にパートナー探し中という状態なので、ある意味、気が楽だし安心だと思うんですね。そこで選ばれているんだと思います。
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ひろすけ
「他のアプリの出会いに疲れた」ってなかなかリアルな表現ですね。本気で恋人探し中の友達からは、そんな話をよく聞くので、すごくあるあるだと思います。(教えてあげたい…。)

お相手の年収がわかるのはBridgeだけ

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ひろすけ
あと、これはもうゲイアプリの中ではBridgeさんだけのことだと思うんですが、お相手の年収がわかるというのは、徹底されているなあと思いました。
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小川さん
はい、やはり生涯のパートナー探しなので、一般の婚活アプリと同じように、やはり気になるポイントだと思いましたので。

実際に、生涯のパートナーになる人だったら相手の収入って気になるのかというアンケートを後日とってみましたが、下記のような結果に。

友達ならまだしも、パートナーとなると何かしら気になる人が多いようです。

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ひろすけ
お金の話とかって、仲良くなっても聞きにくかったりするので、最初から見えていた方がお互い後々駆け引きすることもなくて良いかもしれませんね。

ゲイの間で、恋人にお金を貸して帰ってこないまま別れたみたいなトラブルもよく聞くので、あらかじめ年収という指標があって相手を探せるというのは、トラブルを避けるという観点からも良いかもしれません。

まさかのサポート窓口がある

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ひろすけ
さっきチラッと「サポート窓口」って聞こえた気がするんですけど、Bridgeさんって、利用者のサポート窓口まで用意してるんですか?
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小川さん
ええ、私が基本対応しているのですが、電話やメールで問い合わせていただけます。
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ひろすけ
え、電話までですか。
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小川さん
はい。やはり利用者さんには良い出会いをしていただきたいですし、操作で不安なところや、サービスに対する疑問なんかも解消していただきたいので。
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ひろすけ
うわー…ここまで手厚いアプリないです。多分。結構大変ですよね?
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小川さん
うれしい悲鳴というか、それなりに大変ですが、ちょくちょく問い合わせてくださる方が「お陰様で、彼氏できました!」とか、連絡くださったりした時は、凄くやってよかったなと思います。
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ひろすけ
それは嬉しい!電話サポート付きなのは、多分Bridgeさんだけっすよ…。人が感じられるのは好感度高いです。

リアルな婚活相談所「Bridgeラウンジ」

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ひろすけ
あとアプリだけじゃなくて、直接パートナー探しの相談やお見合いなんかもセッティングしてくれる、ラウンジサービスも始めたと聞いたのですが…
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小川さん
よく調べて下さってますね笑

そうなんです。2018年の1月から、ゲイの結婚相談所的な位置付けのサービスを始めまして、公共交通広告を出させていただいたりして、ちょっとだけ話題になったりもしました。
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ひろすけ
え!マジですか。ゲイ向けサービスだと、日本初では?
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小川さん
そうなんです。当社としては、異性愛の方が普通に結婚を考えたり、婚活するみたいに、同性愛の方も、人生で結婚や生涯のパートナーを探すということが選択肢として当たり前として受け入れられる世の中になったら良いなという想いも込めて、掲載に踏み切りました。
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ひろすけ
真面目なアプローチが一貫しすぎてて、もはや逆にパンクなBridgeさん好きです笑

ラウンジとアプリとの違いは?

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ひろすけ
アプリだけじゃなくて、ラウンジを使う利点とかってあるんですか?
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小川さん
はい、ラウンジだとリアルの場で相談できるので、サポートがより手厚くなるというイメージですね。

例えば、プロフィールとかでどうやって自分をアプローチするかって結構人によって上手い下手あるじゃないですか。そのへん「こんな感じで書くと良いですよ」というアドバイスができたり、

初デートの時どこに行くと良いとか、そういう恋の進展のさせ方まで含めて、色々とご相談していただけるのはラウンジを使う利点だと思います。
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ひろすけ
確かに、その辺のサポートあると、恋になるとちょっと身構えてどうしたら良いかわからなくなる人とかは、安心かもですね。
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小川さん
そうなんです。あと、どうしてもアプリだと自分で相手を判断するので、特定の好みに寄ってしまったりするのですが、他人から見ると「こういうタイプの方が合いそうだな」っていうのが、客観的に見えたりするじゃないですか。

そういった意味で、自分一人でマッチングを考えるより、人の視点が入ることで可能性が広がるみたいなこともあるので、ぜひ一度、気軽に来店してみて欲しいと思ってます。

最後に

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ひろすけ
色々お伺いして、かなり細かいところまで「本気の出会い」を考えられて設計されてるサービスだなと感じました。最後に読者の方に伝えたいことなどありますか?
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小川さん
そうですね。

Bridgeを運営していて、嬉しいと感じるのは「Bridgeに出会えて良い人と出会えました」という感想をいただく時です。

何よりこの「真剣なパートナー探し」に対する熱量は、Bridgeというアプリならではだと思いますし、他のアプリや出会いの方法で、上手くいかないと悩んでいる方がいたら、一度Bridgeを使ってみて欲しいなと思います。
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ひろすけ
どうしてもライトな関係にフォーカスが当たりがちなゲイの世界ですが、今日はお話を聞けて、ゲイの真面目な出会いに、ちょっと希望が見えた感じがします。ありがとうございました。

Bridgeで生涯のパートナーを見つけよう

もし、読者の方で真面目にパートナーを探している方がいたら、アプリやラウンジを利用してみてはいかがでしょうか?

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